ホスティングは一つのシステム:変更する前に事実を確かめる
ホスティングの問題は「スクリプトが壊れた」ように見えても、実際にはPHP バージョン、足りない拡張、容量不足、権限、ネットワークパス、メール転送が原因かもしれません。まず今ある環境を言葉にできると、ターミナルでの調査はずっと落ち着きます。
同じプロジェクトでもホストが違えば挙動は変わる
ファイルが同一でも実行環境は同一とは限りません。PHP バージョン、読み込まれた拡張、ファイルシステム制限、所有者、権限、時刻、ネットワークアクセス、サーバー方針がアプリケーションの可能な動作を決めます。
だから最初の有効な問いは「何を変えるべきか」ではなく「何がこれを実行しているのか」です。ターミナルは、曖昧な環境を確認できる事実に変えるのが得意です。
まず一画面分の事実を集める
概要が正常でも、すべてのアプリケーションが正常だという証明にはなりません。これは基準情報です。深く調べる前に、実行環境、Core、実行環境が想定と違わないか素早く気付くための基準です。
coredoctor -qsys hostsys uptimePHPの機能は、この実行環境が実際に提供して初めて存在する
利用できる機能が足りないことと、コマンドの使い方を間違えたことは別問題です。場当たり的な回避策より明確なエラーを手掛かりにし、まず必要な拡張を確認してから、有効化するか、別のツールを使うか、作業を別環境へ移すか決めます。
php versionphp modulesphp info memory -cdoctor extensions空き容量、ディレクトリ使用量、権限は別々の問い
何でも書き込み可能にして「権限を直す」のは避けます。所有者とモードを確認し、必要な最小の対象だけ変え、もう一度検証します。権限はローカルアクセス境界であり、認証や暗号化の代わりではありません。
disk .disk . -rstat .削除、再起動、推測より先にログを読む
役に立つログ行には文脈があります。時刻、構成要素、リクエストまたは操作、そして実際のエラーです。整理する前にその文脈を残してください。失敗がいつ始まり、その前後で何が変わったか分かれば、多くの障害は普通の調査に変わります。
log -l環境とメールは別の仕組みとして確認する
env server SERVER_ADDRenv TMPmail修正の前に基準情報を保存する
PHP 設定、モジュール、権限、ホスティング設定を変える前に、簡潔な診断結果を diagnostics/ へ保存します。変更後に同じ診断をもう一度取り、「良くなった気がする」ではなく事実を比較します。
この習慣はlil-terminalだけのものではありません。Linux、macOS、Windows、コンテナ、コントロールパネルでも、良い診断は同じ順序です。環境を特定し、層を切り分け、証拠を集め、一つだけ変え、検証します。
md diagnosticsdoctor -j > diagnostics/doctor.json -rsys > diagnostics/system.txt -rphp version > diagnostics/php.txt -rスクリプトとして残す
これを hosting-baseline.lil として保存します。アプリケーションデータを変更せず、diagnostics/ に小さな診断スナップショットを集めます。ホスティング変更の前後を残しておくと、記憶より比較の方が役に立ちます。
#lil
@install md doctor sys php disk log env
md diagnostics
core > diagnostics/core.txt -r
doctor -q > diagnostics/doctor.txt -r
sys > diagnostics/system.txt -r
php version > diagnostics/php.txt -r
disk . > diagnostics/disk.txt -r
log -l > diagnostics/logs.txt -r
env server SERVER_ADDR > diagnostics/server.txt -r